愛知県・南宮さんのお話
お子さま:しほちゃん(3才)
1人目を出産した産院が完全母乳を推奨していたので、母乳育児が当たり前なんだと思って育てていました。気がつけば、母乳育児も4人目!
末子の娘は小さく生まれたせいなのか、どんなに母乳を飲ませても体重が中々増えず、最初は心配しました。
たくさん飲ませたいと思っても、飲み疲れて寝てしまうことも…。
1回で飲める量が少ないので、夜中の授乳も回数が多くて大変な時期もありましたが、少しずつちゃんと成長してくれています。
今思うと、心配し過ぎていたところがあったかもしれません。
授乳の回数が増えた頃、自分自身も疲れて栄養不足になってしまったことがあります。
そんな時、夫が韓国人なので韓国の「わかめスープ」をオモニ(義母)やオンニ(義理姉)に作っていただきました!
韓国では妊娠中や授乳中に栄養たっぷりのわかめスープを飲むのが定番なんだとか。
満腹になるまで食べるのが当たり前の韓国では、妊娠期も授乳期もとにかくいっぱい食べなさいと言われていました。
「2人分食べて」と、たくさんの食事を作ってくれるんですが、元々小食なこともあり、食べきることが大変で…。
韓国ではたくさん食べる、食べきれないほど並べる文化があるので、残さず食べるという日本の文化は通用しません。
食べたい分だけ食べて無理はしなくて良いと聞いて、気楽に食べられるようになりましたが、最初はどれだけ食べないといけないのかと悩んだ時がありました。
でも、たくさん食べたおかげで元気になり、授乳も楽になっていったので、それ以来授乳中は体重のことは気にせずしっかり食べるようになりました。
ただ母乳をあげるだけじゃなく、自分が食べたものも関係があるのかな、と思ったのもこの頃です。
手軽に食べられるお菓子で空腹を満たすことが多いことに気づき、食事面を見直すきっかけにもなりました。
食事に気を遣ったり、寝不足でぼーっとする時期もあったりしましたが、母乳を飲んで満足げな顔で眠るわが子の顔を見ると、なぜかほっとして自分自身も幸福感に満たされます。
その幸せがあったから、4人も母乳で育てられたのだと感じています。