「カンボツニュウトウ?」 出産して間もなくのこと。 助産師さんに指摘されたとき、思わず すっとんきょうな声をあげてしまった。
私のおっぱいの形はそれ(陥没乳頭)で、赤ちゃんが吸い付きづらく、 だから赤ちゃんの体重が増えにくいのだそう。
私の場合は赤ちゃんが成長すれば徐々に吸えるようになってくるみたいで、 それまでは搾乳器を使いつつ、母乳育児を続けることにした。
搾乳器で搾乳したおっぱいを哺乳瓶であげれば、 赤ちゃんに十分な量の母乳をあげられるし、 しっかり搾乳することで私の母乳分泌量もキープされるそうだ。
何だかすごいな、搾乳器。
「赤ちゃんと私のこと、よろしくね。母乳育児の相棒よ!」 初めて使う前に、そっとつぶやいてみた。