ステップ1 パクッとくわえる「吸着(きゅうちゃく)」
パクッと唇を外側に開いて、ママの乳房の乳輪部分までしっかりととらえます。
そのとき、唇は吸盤の機能を果たしています。
ステップ2 舌の動きで母乳を引き出す「吸綴(きゅうてつ)」
蠕動様(ぜんどうよう)運動と呼ばれる舌の波動状の運動で、絞り出すようにして乳首から母乳を引き出します。
舌は自然でなめらかな波動運動をしています。
ステップ3 ゴックンと飲み込む「嚥下(えんげ)」
乳児は成人よりも喉頭(こうとう)の位置が高く、飲み込むとき、母乳は喉頭蓋(こうとうがい)の側面を通過して食道に流れ込んで行きます。
赤ちゃんの場合、一気に大量の母乳が流れ込んでくると、むせ込んでしまうことがあるので、やさしく、ゆっくり飲ませることが大切です。