第6回:赤ちゃんの成長と飲み方 - さく山さんの母乳育児講座

大きくなるにつれて母乳の飲み方も変わってくるんですよ

ここで紹介しているのは目安です。
成長や飲み方、量などは個人差が 大きいので、その子のペースで大丈夫です。

新生児

● 赤ちゃんの様子
<ねんねの頃>
昼夜の区別なく、お腹がすくと目を覚まして、母乳やミルクを飲んでまた寝るの繰り返し。
1日の大半の時間を眠って過ごします。

● 授乳量(目安)
80ml~160ml/10分で50mlを飲むペース

● 飲み方の特徴
ゆっくり休みながら少しずつ飲みます。

1ヶ月頃から

● その頃の赤ちゃんの様子
<生活のリズムが安定し始める頃>
起きている時間が少しずつ増えてきます。

● 授乳量(目安)
120ml~160ml/10分で100mlを飲むペース

● 飲み方の特徴
1回で飲む量、1日に飲む回数が少しずつ安定してきます。
連続してゴクゴク飲むようになり、生後2ヵ月頃には、1日に飲める量も増えて、3時間前後の授乳間隔になってきます。

3ヶ月頃から

● その頃の赤ちゃんの様子
<首がすわってくる頃>
周囲の変化に気づくようになり、物音のする方向に振り向くようになります。

● 授乳量(目安)
160ml~220ml/10分で150mlを飲むペース

● 飲み方の特徴
母乳やミルクを飲むのに慣れてきて飲み方に余裕が出てきます。

飲み方に余裕が出てくるので、哺乳中に遊び飲み※ が始まることがあります。

1日の授乳回数が5~6回になり、授乳間隔が4時間くらいあくこともあります。

※飲むことに集中せず、飲んでいる途中で、物音や人の動きなど、周囲変化に応じて飲むのを止めることがあること。

6ヶ月頃から

● その頃の赤ちゃんの様子
<寝返り、おすわりの頃>
離乳食が始まります。
離乳食は、1ヵ月経って慣れてきたら、1日2回に。
乳歯も生え始めます。

● 授乳量(目安)
220ml~220ml/10分で200mlを飲むペース

● 飲み方の特徴
離乳食が始まって、授乳は朝昼晩のリズムができてきます。

短時間で、強い吸引圧で飲むようになります。
また、おすわりした姿勢で飲むようになり、おすわりが上手になると、自分で哺乳びんを持って飲むことも。

乳歯が生え始め、哺乳びんの乳首に噛み跡ができることがあります。

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