さく乳器のおかげで母乳育児が継続できた
1才から11才まで、4人のお子さんのママのasacoさんがピジョンのさく乳器と出合ったのは、2人目の理財(りざい)くんを出産した後でした。
「理財が生後4ヵ月のときにRSウイルス感染症にかかり、入院することになってしまったんです。理財と離れるので、さく乳した母乳を届けることになったのですが、もともと出にくいのに手しぼりで出るわけがないよーと、焦りました。そこで、電動さく乳器を購入。当然のことながら手しぼりよりもずっと楽で、母乳もしっかり取れて、本当に助かりました。
退院して少ししたら保育園に入園したのですが、そこでもさく乳器は大活躍でした。離乳食が始まるまでの期間、保育園でもさく乳した母乳をあげてくれて。離れても母乳育児が続けられたのは、さく乳器があったからだと思っています」
哺乳瓶も、母乳だけで育った3人目の翠(すい)ちゃんを除いては、全員ピジョンの『母乳実感』を使っていたそうです。
「持ちやすさや吸いやすさなど、機能性にすぐれていて、信頼しています。赤ちゃんによっては哺乳瓶の乳首を受け付けない子もいるようですが、母乳実感を使ったわが家の3人は、そういうこともなくスムーズで、よく飲んでくれました。
カラフルで目を引くデザインの、他ブランドの哺乳瓶を買ったりもしたのですが、やっぱり最終的にはピジョン製品に戻っていく、という。『母乳実感』のシンプルで老舗感のあるデザインも大好きです」
約10年前、理財くんのために使っていたさく乳器です。最近は、さらに効率よくしっかり母乳がとれる両胸同時さく乳の電動さく乳器もあると聞き、「あのとき欲しかった!」とasacoさん。
授乳を楽しくするアイデア
さく乳器と哺乳瓶のほかに、授乳期に助けられたのが、母乳パッドだそうです。
「1人目の里稔(りねん)の授乳期に、出先でTシャツがビショビショになってしまって……。知識がまったくなかったんです。そのことをブログに書いたら、読者の方が母乳パッドのことを教えてくれました。
それで、ガーゼで手作りしたら、独身の友達が『私でも知っているのに、本当に知らないの?市販品があるんだよ』と、ピジョンの母乳パッド『フィットアップ』を大量に買ってきてくれて。すごく便利で衝撃的でした(笑)」
また、授乳をラクにするアイデアを聞くと、“服選び”という答えが返ってきました。
「3人目の翠や4人目の風雄(かぜお)のときは、ゆったりとした身幅のトップスを着て、服の中に赤ちゃんを入れて授乳していました。授乳ケープをつけるわずらわしさからも解放されて、本当に楽。おかげで乳児を連れてのおでかけも、気兼ねなくできました」
里稔ちゃんのときはまだ、授乳室のある施設は限られていたそう。
「6年ぶりに翠を出産したときには、授乳室どころかオムツ替えシートや調乳できるお部屋がデパートにあって、驚きました。ママも赤ちゃんも快適な授乳ライフを送れる環境が整ってきているのは、すごくいいことですね」
次回最終回では、asacoさんが4人のお子さんたちとの授乳ライフを振り返りつつ、今の思いをお聞きします。
asacoさんのお気に入りの哺乳瓶『母乳実感』。「4人目の風雄が使っていたものです。上の3人もよくミルクのお手伝いをしてくれて、調乳もお手の物です」
asaco
モデル・4児の母。1978年静岡県浜松市生まれ。2018年5月に4人目を出産し、現在、2男2女のママ(12才、10才、6才、1才)。モデルとして、ファッション&ママ雑誌や家族でCMに出演。夫婦でケータリング業「マフィオ」を展開。さらに、母目線でこどもにまつわるコラムを執筆したりと、子育てをしながら多方面で活躍中。
https://www.instagram.com/hiratoko_asaco/
撮影/矢部ひとみ 取材・文/羽田朋美(Neem Tree)