みんなに届けたい母乳育児のハナシ:yukiさんのハナシ
(写真撮影時の赤ちゃん:生後10日)
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妊娠する前の私は、「妊娠して出産すれば母乳は出るもの」だと思っていました。
そんな私が妊娠後期に入り、健診でおっぱいの状態を助産師さんに見てもらったとき。
赤ちゃんがおっぱいを飲みやすい乳首と飲みにくい乳首があると教えてもらい、自分のおっぱいはマッサージが必要と言われて衝撃を受けました。
その後マッサージを続けたり、ピジョンの母乳育児イベント「おっぱいカレッジ」に参加して勉強したりしながら、出産の日を待つことに。
そして出産を迎えた日。
当初、私は普通分娩の予定だったのですが、陣痛中に胎児心拍の低下が見られて緊急帝王切開に。息子はすぐ別の病院に搬送され、心配ながらも私にできることは母乳を届けることぐらい。
産後すぐは届けられるほど母乳がでませんでしたが、諦めずに3時間おきにマッサージしていると3日目くらいから母乳量が増え、やっと届けられるほど出るようになりました。
息子も点滴からミルクに少しずつ切り替わり、届けた母乳も飲ませてもらえました。
さらに数日たって、哺乳瓶から飲めるようになり、一度に飲める量も増えて、母乳を届ける母乳フリーザーパックの容量が大きくなっていくのがとても嬉しかったです。
私の方が先に退院して、面会に通うようになったのですが、3度目の面会では直接母乳をあげることができるようにもなりました。初めての授乳に戸惑うことも多かったですが、とても感動したのを覚えています。
しばらくして息子も元気になり無事に退院。
始めはミルクを足していましたが、そのうちほとんど母乳だけになり、1ヵ月健診では体重が生まれたときの1.5倍になっていることにびっくり。
『おっぱいだけで生きてるのすごいなぁ』
『母乳しか飲んでないのに、こんなに成長するのってすごい!』
と感動しました。
それから5ヵ月になった今でも、授乳のたびに「母乳ってすごいな」と思いながら、かわいい息子の顔を見つめています。まだ先ですが、卒乳する日がさみしいです。
母乳育児グッズで購入してよかったものは、乳頭クリーム。
妊娠中から乳頭クリームでケアしていたので、産後、乳首の状態が良いことを助産師さんにほめてもらえました。産後も使用していて、今のところ切れたりせずに済んでいるので助かっています。
関連情報:妊娠中からの授乳準備や授乳中の乳首などのうるおいケアに「リペアニプル」
また搾乳器と母乳フリーザーパックは、出産準備ではいらないかなと思っていたのですが、産後に購入することに。母乳を病院に届ける際に助かったのと、今もおっぱいが張って痛いときなどに活躍しており、まだしばらくお世話になると思います。
関連情報:母乳育児をもっと自由に「ピジョンさく乳器母乳アシスト」
母乳パッドも妊娠中はあまり必要ないと言われていましたが、入院中に予想してたより母乳が出るようになったため、慌てて買い足しました。
関連情報:はじめての母乳パッドガイド
そして、最後にグッズではないのですが。
私は母乳育児イベント「おっぱいカレッジ」で教えていただいたことで、母乳育児にとても前向きになることができました。本当に参加できてよかったです。
レッスンには妊娠中から知っておくことができてよかったことが沢山あり、妊婦さんや産後のママさん達にもぜひ参加してほしい!と思います。