第9回:母乳実感の開発秘話を聞きました!ーピジョン中央研究所に突撃取材!

斉藤さん
「商品名にも思いが込められていますが、ママのおっぱいから飲むときと同じような感触になることを目指し、『ママのおっぱいにいつでも戻れる』ように開発しています。特徴的なデザインの哺乳瓶も多い中で、見た目はごくシンプルな『母乳実感』が選ばれているということは、赤ちゃんの反応や使い心地などを実感していただけているのかな、とうれしく思っています。」

母乳実感の商品写真

斉藤さん
「実は以前は、もう少し特徴のあるデザインだったんですよ。ですが、赤ちゃんのことを第一に考えながらリニューアルしていくうちに、どんどんシンプルになっていきました。」

乳首のデザインも、ぱっと見た感じではシンプルですよね?

斉藤さん
「見た目はシンプルですが、赤ちゃんが口の中に入れたときの乳首の形は複雑です!
赤ちゃんは口の中で乳首をしごいて母乳を引き出す『吸啜(きゅうてつ)』と呼ばれる動きをするのですが、とても複雑な動きをしています。その動きが再現できるように、赤ちゃんが口を動かしたときのママの乳首と同じ形になるようにデザインされています。」

なるほど!外側はシンプルですが、内側に入ると複雑な動きが計算されているんですね!

斉藤さん
「ママのおっぱいを飲むときと同じ口の動きをするので、いつでもママのおっぱいに戻れますし、併用することもできます。哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんも、『母乳実感』なら大丈夫だったという声もよく聞くんですよ。哺乳瓶から飲めるようになると、ママは家族に赤ちゃんを預けて外出することができるようになりますし、保育園に預けて復職することも視野に入ってきます。『母乳実感』を上手に使って、母乳育児を赤ちゃんも家族も心地良く続けて欲しいと願っています。」

赤ちゃんにとって、一番良いのは、やっぱりママの母乳。母乳育児の助けになると、ママたちが実感しているからこそ、「母乳実感」は支持されているんですね!

次回は、ドイツのデザイン賞を受賞するなど、国際的にも評価されている「弱吸啜用乳首」の開発秘話について、斉藤さんにお聞きします!

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