林先生のお話を伺って改めて感じたのは、赤ちゃんにとって「飲む」ことは「生きる」こと。ピジョンの哺乳瓶・乳首は、どんな想いで、どのようなことを大切にして開発されているのでしょうか?ピジョン中央研究所の研究員・斉藤さんに聞いてみました!
斉藤さん
「ピジョンでは、赤ちゃんのことを第一に考え、『ママのおっぱいにできる限り近づける』ことを目指して哺乳瓶・乳首の開発をしています。林先生のお話にもあった『哺乳三原則』のひとつひとつを細かく研究・分析して、できる限り近づけるようにしているんですよ。」
斉藤さん
「さすが、さく山さん!
『吸着』では、ママのおっぱいの広さにはかないませんが、できるだけ広口にして、赤ちゃんが大きな口でパクっとくわえられるようにしています。
『吸啜(きゅうてつ)』は、人間の肌と哺乳乳首のシリコンではやはり差があるので、とっても難しいんですね。できる限り近づけつつ、月齢が大きくなると吸引力も強くなるので、素材を変えて大きな月齢用のものほど、微妙に噛みごたえがあり、固めにしています。
『嚥下』も、月齢が大きくなるほど飲める量が多くなるので、乳首の穴の大きさやデザインを調整して、月齢に合った量が出るように調整しているんですよ。」
斉藤さん
「そう、乳首は大は小を兼ねないんですよ。赤ちゃんのために、月齢に合ったものを用意してあげてくださいね。
ピジョンの乳首で月齢に合ったもので授乳をすると、ママのおっぱいから飲むときと同じくらいの時間がかかります。それは、赤ちゃんにとって『飲む』ことは大切な運動だと考えているからです。あげるママ・パパも、飲む赤ちゃんも、ママのおっぱいのときと同じ気持ちで、ゆったりと授乳タイムを過ごしてくださいね。」
次回は、ママたちにクチコミで大人気!「母乳実感®」の開発秘話について、斉藤さんにお聞きします!人気の秘密が明かされるかも!? お楽しみに♪
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