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計画的卒乳とは?卒乳を成功させるためのステップを助産師が伝授!

卒乳はいつしたらいいの?どんなふうにしたらいい?と悩むママは多いのではないでしょうか。

そこで国際ラクテーションコンサルタントとして母乳育児を支援している助産師の榎本先生に計画的な卒乳を上手に進めるコツをお伺いしました。

卒乳のタイミングとは

卒乳をしてもOKな目安として、下記があります。

・1日3回の離乳食が習慣になっている
・ストローやマグやコップなどで水分がとれる
・ある程度言葉を理解してきている
・1人で歩ける(子どもの興味が広がる)
・ママが今かなと思っている
・家族の理解や協力が得やすい

なかでも栄養を母乳やミルク以外の食事で摂取できていることや、水やお茶などの水分を飲んでいることは、子どもの発育や健康のために大切です。

また、必ずしも計画どおりに進むとは限らないので、旦那さんや家族が寝かしつけに協力できる、子どものストレスを減らすようスキンシップをたっぷりとれるとよいと思います。

卒乳を上手に進めるためのステップ

ママと赤ちゃん

卒乳には子どもが自分から飲まなくなる「自然卒乳」と、徐々に授乳回数を減らしていく「計画的卒乳」がありますが、ここでは計画的卒乳についてお話しします。先ほど、ママが今かなと思っているときでOKとお伝えしましたが、子どもにも納得してもらえるよう準備することが大切です。

そこで、ママも子どもにも負担が少ない計画的卒乳のステップをお伝えします。

ステップ1:卒乳する日を決める
家族で話し合い、卒乳する日を決めましょう。季節的には春や秋が、子どももママも体調が安定しやすくおすすめです。

夏は卒乳後に熱中症対策で水分補給がこまめに必要になったり、夏と冬は感染症が流行したりすることが理由ですが、子どもとママの状況や、連休で家族の協力が得られる時期などママがよいと思うタイミングであれば季節にこだわらず計画を立てましょう。また、日程を決めていても、子どもの体調がよくない場合は延期してくださいね。

計画的卒乳のスパンには個人差がありますが、1ヵ月~2ヵ月ぐらい前から計画するのがよいでしょう。カレンダーなどを使い、予定の日まで印をつけて可視化するのもよいですね。

ステップ2:子どもが納得できるよう話をする
子どもにおっぱいをやめることについてお話ししましょう。子どもにも事前に伝えておくことで、心の準備をさせてあげるためです。「ごはんがいっぱい食べられるようになったから、○○になったらおっぱいはバイバイしようね。それまでたくさん飲んでね。」などと声をかけてあげてくださいね。

ステップ3:少しずつ授乳頻度を減らす
卒乳の1ヵ月~1ヵ月半ぐらい前になったら、離乳食のタイミングをみつつ、少しずつ授乳の回数を減らしていきましょう。

とくに母乳分泌が多い場合、一気にやめるとおっぱいが張って痛むことがあります。1週間に1回ぐらい減らすところからはじめて、だんだん2~3日に1回ずつぐらいのペースで減らしていくのがおすすめです。

お友だちと遊んで興味を広げたり、外で体を動かしたり、お茶やお水を与えたり、おっぱいが減った分、子どものストレスがたまることがないよう工夫しましょう。

ステップ4:おっぱい以外に寝付ける条件を整える
背中をトントンする、絵本の読み聞かせをする、マッサージをする、オルゴールを聴かせる、子守唄を歌うなど、おっぱい以外で子どもが寝る習慣をつけておくと卒乳後の寝かしつけがスムーズです。子どもとママにあった方法を見つけてくださいね。

ステップ5:子どもにこれが最後の日と伝えて飲ませる
いよいよ最後の授乳の日。子どもが満足して自分から飲むのをやめるまで、時間をかけて飲ませてあげましょう。飲み終わったら、「今までおっぱいたくさん飲んでくれてありがとう」「おっぱいバイバイだね」と声をかけてあげてくださいね。

また、授乳以外の方法でスキンシップをとったり、愛情表現をしたりしましょう。

最後に

親子でおでかけ

卒乳の仕方や時期にはルールや正解はなく、ママの考え方や状況、子どもの様子などからママが選択して大丈夫です。続けたいママは、周囲がやめていっても続けていただくとよいですし、逆に何がなんでも○才まで続けないと、とこだわる必要もないのです。

迷ったらお近くの助産師に相談してみてください。卒乳後の母乳ケアなどのためにも、助産院などに相談して進めるとより安心です。

どんな形になっても、卒乳には嬉しい気持ちとさみしい気持ちが入り混じったような複雑な気持ちになるでしょう。また、大変だと感じていた授乳も、終わってみればよい思い出だと振り返るママも多くいます。

ママと子どもの納得のいくタイミングや方法を見つけて、ハッピーな卒乳を迎えられることを心から願っています。

【プロフィール】

榎本美紀先生

榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援している。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたる。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受け付けている。自身も一児の母として子育てに奮闘中。
「みき母乳相談室」

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