「縦抱き」って?-授乳は赤ちゃんとママにとってラクな姿勢で!第25回:さく山さんの母乳育児講座 2020.10.26 ★縦抱きってこんな授乳姿勢★ ・ママの太ももの上で、向かい合わせにして授乳する姿勢です。 ・赤ちゃんの口がママの乳首よりも少し下になるように調整します。クッションなどで高さを合わせてもOK。 ・赤ちゃんの背中に腕を回し支えながら、赤ちゃんを引き寄せて、深く、しっかりとおっぱいを含ませます。 ・首が据わっていない赤ちゃんの場合は、もう片方の腕で赤ちゃんの後頭部付近を支えるようにして授乳します。 ★縦抱きはこんなところがいい!★ ・おっぱいを正面からくわえさせられるので、吸いにくい形でも授乳しやすい姿勢とされています。 ・赤ちゃんを抱き上げる必要がないので、腕の負担を軽くできます。 ・赤ちゃんを抱き寄せやすいので、授乳の時につい前屈みになりやすい、背・座高の高いママにもおすすめです。 ・前屈みになると、おっぱいも下を向いてしまい、赤ちゃんがしっかりおっぱいを含む「吸着」がしにくくなります。前屈みにならないことで、おっぱいをあごから含んで、しっかり飲むことができます。 ★こんなことに気をつけながら授乳しましょう★ ・赤ちゃんの顔や体がねじれないよう注意しましょう。 ・引き寄せすぎて、胸に赤ちゃんの顔を押し付けすぎないようにしましょう。 ・ゲップをさせておいた方がいい子(特に新生児期)は、授乳の後、ゆっくり抱き起してゲップをさせてあげましょう。 (飲んだ量によっては、出ないこともあるので出なければ無理に出さなくても大丈夫です) ・バランスが悪くならないように、交互に飲ませるか、飲まなかった方のおっぱいはさく乳などをして、胸が張らないように気をつけます。 哺乳びんで授乳する時も同じです。 ★母乳育児講座の第16回「自分のおっぱいを知ろう!」も合わせてご覧いただくのがおすすめです! シェアする ツイートする LINEで送る 関連キーワード 授乳姿勢 さく山さんの母乳育児講座