「横抱き」について-授乳は赤ちゃんとママにとってラクな姿勢で!第26回:さく山さんの母乳育児講座

今回はスタンダードと
いわれる「横抱き」についてご紹介します。

★横抱きってこんな授乳姿勢★

・赤ちゃんの首を支えて、横向きに抱っこしながら授乳する姿勢です。

・赤ちゃんの頭はママのおっぱいの高さに。でも赤ちゃんの首だけを曲げるのではなく、体全体をママの体に寄せるようにします。

・おっぱいを下の方から、深く、しっかりと含ませます。

横抱き
授乳するママの目線

授乳するママの目線はこんなイメージです。

★横抱きはこんなところがいい!★

・ママが座ることさえできればどこでもできます。床にあぐらをかいた状態でもしやすい姿勢です。

・赤ちゃんの様子を見ながら授乳しやすいので、コミュニケーションが取りやすく、また飲んでいる様子もよく見ることができます。

★こんなことに気をつけながら授乳しましょう★

・頭を支える手に負担を感じる場合は、あげているおっぱいの方の腕を90度くらいに曲げて、その肘のあたりで赤ちゃんの後頭部から首を支えてあげます。

・赤ちゃんとおっぱいの距離が離れてしまう場合は、膝の上に授乳クッションなどを置いて高さを作ると、腕に負担をかけずに距離を近づけることができます。

・ゲップをさせておいた方がいい子(特に新生児期)は、授乳の後、ゆっくり抱き起してゲップをさせてあげましょう。
(飲んだ量によっては、出ないこともあるので出なければ無理に出さなくても大丈夫です)

・バランスが悪くならないように、交互に飲ませるか、飲まなかった方のおっぱいはさく乳などをして、胸が張らないように気をつけます。

授乳の姿勢は、縦抱きから添い乳までいろいろ

★その他にも、母乳育児講座の中で、いろんな授乳姿勢の紹介をしています。

赤ちゃんとママにとって心地のよい姿勢を見つけてくださいね。



<イラスト出典:ピジョンにっこり授乳期研究会>

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