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直接授乳ができないケーススタディNo.6 :『出産直後で授乳間隔が安定しない…こんなときの母乳育児、どう対処したらいい?』

出産直後の赤ちゃんは、おっぱいを飲んだかと思ったらすぐに寝てしまったりして、この調子だと一体どれくらい時間がかかるんだろう…と、不安になる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、新生児の赤ちゃんの授乳間隔について、産婦人科医の十倉陽子先生に話を伺いました。

出産直後の新生児の授乳間隔は、どれくらいなのでしょうか?

この時期の授乳間隔については個人差もありますが、1つの例として私自身の経験を書かせていただきます。

この記事を書くにあたり、1人目の子育ての授乳日記を数年ぶりに開きました。退院後すぐはやはり母乳の量も少なく、粉ミルクやブドウ糖液を併用していました。1週間もすると母乳は出るようになったものの、3時間あいたと思った授乳が、特に夕方などは1時間程度しか間隔があかないこともあり、そのたび母乳が何度も必要になりました。

昼間の間に赤ちゃんが飲み疲れて、張ってしまったおっぱいから手絞りで搾乳したりしていましたが、あまりにも頻繁なので肩こりや手首の痛みが出てきてしまい、搾乳器を使うことで何とか乗り切ることができました。

そうやって何度も搾乳した母乳を使わなければ持たないほどの状況で、夜間もずっと授乳は続いたので、自分自身がまとまって眠られるようになるまで半年くらいかかりました。当時は、胸が苦しくなるくらい本当に毎日必死で大変でした。

授乳間隔が不安定な時期に注意したいことはありますか?

特に新生児は、仮に長い間母乳が飲めなくても血糖値を保つ仕組みや、糖以外の栄養分を利用して脳が働く仕組みを兼ね備えている強い生命力を持っています。

そうは言っても、あまりにも長く寝てしまって飲んでいないようなら、オムツ替えなどをしてみて起こし、授乳をしてあげるようにしてください。

授乳期間があいたり、飲みながら途中で疲れて寝てしまったりするようなときは、ママのおっぱいも張ってしまうかと思います。おっぱいが張り過ぎている場合には起こして授乳し、そこまで張り過ぎていないようなら赤ちゃんが休んでいる間に搾乳しておき、夜間やご自身が休みたいとき用にするなど、目安にするとよいでしょう。

搾乳しておけば、ママの代わりにパパやご家族の方にあげてもらうこともできますので、ぜひ試してみてください。

赤ちゃんとパパママ

命をこの世に生み出してから今現在も授乳にお世話にと、尊いお仕事に毎日奮闘しているママ。

完璧にこなすことにあまりとらわれ過ぎず、疲れていればこれ!家族の人に手伝ってもらうにはこれ!というようにたくさんの選択肢を準備しておき、大変な時期を乗り切ってくださいね。

【著者プロフィール】

十倉 陽子先生

十倉 陽子
大学卒業後、総合診療、家庭医、地域医療を初期研修で学び、産婦人科医局に入局。
婦人科良性腫瘍手術、性感染症、女性医療、婦人科悪性腫瘍、周産期医療、新生児治療の研修を踏まえ、現在は不妊治療専門施設に勤務。体外受精を含む不妊治療を中心に、その他女性のトラブル全般に対応できる女性の全人的医療者を目指しています。二児の母。現在英ウィメンズクリニック勤務。

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