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母乳はいつから出る?いつまで飲ませる?ママが気になるよくある疑問をご紹介

母乳育児は、ママと赤ちゃんの絆を深めてくれる大事なコミュニケーションのひとつです。母乳を飲んでいる時、赤ちゃんはママを感じてとても安心します。そして、そんな我が子を見て、ママもとても幸せな気持ちになるのではないでしょうか。

またそれだけでなく、母乳は赤ちゃんには必要不可欠な栄養源でもあります。

今回はそんな母乳の仕組みや、母乳育児に関するよくある疑問、卒乳のタイミングなどについてご紹介します。初めての妊娠・出産をしたママはぜひ読んでみてください。

母乳はいつから出るの?

ママと搾乳器

母乳が出るようになる時期は人によって異なります。赤ちゃんがおっぱいを吸うことでその刺激が脳に伝わり、母乳を作り出す仕組みになっています。とは言え、妊娠中から出る人もいれば、産後数週間で出るなど人によって時期は異なります。

乳白色の母乳は、実は血液からつくられています。

妊娠をすると乳房では、母乳を作り出す乳腺組織と、母乳を送り出す乳管がつくられます。そして乳房にある乳腺の腺房で、血液から母乳になります。その際、白血球と血液中の栄養分や免疫成分などがそのまま取り込まれます。そのため、母乳を飲むと赤ちゃんの免疫が高まりウィルスや病気から守ることができます。

中でも、生まれてから10日くらいまでの母乳である「初乳」は、栄養分や免疫成分が豊富に含まれています。トロっとしており、少し濃いクリーム色をしている初乳には不思議なことに、正期産であっても早産であっても、その赤ちゃんに必要な栄養成分が含まれているのです。

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母乳が安定するのはいつ頃?
赤ちゃんが生まれたばかりの頃は、ほとんどのママが「母乳はちゃんと出ているのか?」「赤ちゃんはちゃんと母乳を飲めているのか?」などと心配になります。授乳するごとに赤ちゃんの体重を測り、ちゃんと母乳を飲めているかチェックするママも少なくありません。
しかし、母乳がスムーズに出るようになったり、赤ちゃんが上手に母乳を飲めるようになったりするまでに1~2ヵ月かかります。

すべての赤ちゃんが生まれてすぐに右肩上がりに大きくなるわけではありません。
最初はママも赤ちゃんも新人ですから、上手に母乳を飲めるようになり、安定して大きくなるには時間がかかるものなので、しばらくは見守ってあげましょう。

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母乳を出すためにできること

授乳中のママと赤ちゃん

母乳分泌は、多くの場合赤ちゃんが何度もおっぱいを吸うことで始まります。
赤ちゃんが吸うことでその刺激がママの脳に伝わり、母乳を作るスイッチがオンになります。母乳を作るよう指令を出す「プロラクチン」、母乳を出すよう指令を出す「オキシトシン」。この2つのホルモンが働き出します。

赤ちゃんが吸ってくれる刺激でホルモンが分泌されなければ、母乳分泌は高まりません。
そのため、スムーズに母乳が出るようになるためには、母乳が出ている出ていないに関わらず何度も赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが大切です。

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母乳育児の仕組みを知る

母乳はいつまであげてる?

1才ごろになると離乳食やおやつなどで十分な栄養を補えるようになるので、そろそろ授乳をやめるべきかな?と考えるママが増えるでしょう。

そもそも、母乳は少なくともいつまであげるべきであり、いつまで出るのでしょうか。

母乳は最低いつまであげればいいの?
母乳をいつまであげるかは、それぞれ個人差があります。
WHO(世界保健機関)では、2才ごろまで母乳をあげることを推奨しています。
参考:https://www.who.int/news-room/events/detail/2018/08/01/default-calendar/world-breastfeeding--week--2018

生後5ヵ月頃になると離乳食が始まります。
しかし最初は食べる量も少なく、離乳食だけでは栄養が取れず、また、赤ちゃんによって離乳食がなかなか進まない子や、好き嫌いが多い子などさまざまです。子どもの様子をみつつ、離乳食をはじめたばかりの頃はこれまで通りの授乳を継続して、慣れてきたら授乳タイムの1回分を離乳食にあてましょう。

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小児科医による0才児の授乳リズム作りのコツ【お悩みQ&A付き】

母乳はいつまで出るの?

赤ちゃんのあんよ

母乳は、基本的には赤ちゃんがおっぱいを吸わなくなるまで出続けます。
なぜならおっぱいは、母乳が出るとそれと同じ量をつくられるようになっているからです。つまり赤ちゃんが飲んだ分、次の授乳のために新しい母乳がつくられるのです。

ただしママの体質や体調などによっても、母乳の出がいい場合と出にくい場合などの差があります。

卒乳とその時期

子どもが大きくなるにつれて、どのタイミングで授乳をやめるべきなのか疑問に感じるママは多いでしょう。
下記では、授乳をやめる2種類の時期についてご紹介します。

卒乳とは
子どもが自然とおっぱいから卒業することを「卒乳」と言います。
子どもがおっぱいを自ら欲しがらなくなる場合や、自然と母乳が出なくなり授乳をやめる時期が来ることをいいます。

ママ側の理由で授乳をやめることを意味する「断乳」という言葉もありましたが、子どもが自然と母乳を欲しがらなくなるまで飲ませようということが狙いで、現在は母子手帳より断乳という言葉はなくなりました。

いつまでに止めなければいけないということはありません。
そのため家庭の事情や、ママと赤ちゃんの身体の様子をみながら、自然に卒乳できるタイミングでやめることができたらよいですね。

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母乳のメリットとよくある悩み

母乳育児はママと赤ちゃんの絆を強めますし、母乳は赤ちゃんの体をつくる大事な栄養原です。たくさんのメリットがある母乳育児ですが、一方でママが悩んでしまうポイントもあります。そこでここでは、母乳育児のメリットと、母乳育児がゆえによくある悩みについてご紹介します。

メリット
母乳を作り出すためのホルモンであるプロラクチンとオキシトシンには、赤ちゃんにはもちろん、ママにもさまざまな効果を与えてくれます。
プロラクチンには、ママの母性をさらに育む効果があります。そしてオキシトシンには、子宮を収縮させて胎盤をはがすように促したり悪露を抑えたりと、産後のママの体の回復を手助けしてくれる効果があります。

赤ちゃんにとっては、必要な栄養成分を過不足なく含んでいる最適な栄養源が母乳です。
そしてなにより、授乳中は五感全てでママを感じることができるので、赤ちゃんはとても安心することができるのです。この安心感は、愛情形成の発達にも大きな役割を果たします。

よくある悩み
母乳育児でよくある悩みとして、どのぐらい飲めているか把握しにくいということが挙げられます。そのためおっぱいをあげてもすぐ泣き出してしまったり、体重がなかなか増えないと、「母乳が不足しているのでは?」と不安になったりするママも少なくありません。

また始めのうちは、赤ちゃんの飲むタイミングと母乳が出るタイミングが合わず、授乳間隔が安定しにくいものです。母乳が不足していることとなかなか泣き止まないことが必ずしもイコールであるとは言い切れませんが、赤ちゃんの機嫌が悪く眠りが浅い場合や、おしっこの回数が少ない場合は母乳が足りてない可能性があります。

こういった場合は、さく乳するのもひとつの手段です。
さく乳することで、母乳をいつでも赤ちゃんが欲しがるタイミングで飲ませることができます。また、おっぱいが硬く張って痛くなってしまうことを防ぐこともできるなど、さまざまな悩みの解消につながることがあります。

まとめ

赤ちゃんが生まれたばかりの頃は、ママにとっても赤ちゃんにとっても、慣れない母乳育児の練習期間です。個人差があるものなので、なかなかうまくいかなくても焦らず自分たちのペースで繰り返しチャレンジしましょう。

また、母乳育児に困ったことがあった場合は、自分で対処し続ける必要はありません。ひとりで抱え込まずに、家族や専門施設、かかりつけのお医者様や助産師さんなどに遠慮せず早めに相談してみましょう。

現在、育児本やインターネットなどさまざまな情報が溢れているので、心配になることも多いでしょう。しかし、ママも赤ちゃんも十人十色であり、学んだ知識やマニュアル通りになかなかいかないのが育児です。 真面目に頑張りすぎず、少し肩の力を抜いてリラックスして育児を楽しんでくださいね。

関連情報:気になる母乳育児中の食事〜授乳中ママってどんなものを食べたらいいの?〜
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