ねんねの頃 - 0~2ヵ月頃の赤ちゃん

一生のうちで最も成長がめざましい時期

生まれた時
体重 約2400~3500g
身長 約46.0~51.5cm
2ヵ月頃
体重 約3700~5600g
身長 約51.6~58.4㎝
※身長体重は「平成22年度厚労省調査」から、男女別に10-90パーセンタイルの値を記載しています。(10g単位は四捨五入)早産のお子様は修正月齢(出産予定日からの月齢)でお考えください。

からだ

ただじっとねているだけではありません

生まれたばかりでも手や足を動かしますが、自分の意思で動かすことはまだできません。脳や神経系統の発達に応じて、徐々に自由に動かせるようになっていきます。

また、新生児は寝てばかりということもなく、生まれながらに備わったおっぱいを吸う「吸てつ反射」、手に触れたものを強く握りかえす「把握(はあく)反射」などの「原始反射」をします。これらは赤ちゃんの意思ではなく刺激に対して反射的に動いているといわれており、個人差はありますがだいたい生後3~4ヵ月頃に消えていきます。

首がすわっていません

生まれたばかりの赤ちゃんは、首がグラグラしているので、抱っこをするときは首とおしりをしっかり支えましょう。3ヵ月頃になると少しずつ首がしっかりし、腹ばいにすると少し頭を上げられるようになります。

聞く力は生まれた時から。見る力は未発達

赤ちゃんは、おなかの中にいるときから音に反応していて、生まれたときから耳はよく聞こえています。視力は0.02程度で近視の状態。目から30cm前後の距離なら、じっと見ることができます。授乳の時ちょうど目が合う距離です。ガラガラを目で追うような様子も、少しずつ見られるようになっていきます。

生活

おっぱい・ねんねの繰り返し

新生児期の赤ちゃんは、どちらかというと夜よく起きることが多く、だいたい2時間おきに目を覚まして泣く、おっぱいを飲んでまた眠るの繰り返しで、1日の大半の時間を眠って過ごします。ママは夜まとめて眠れず、睡眠不足がつらい時期。2ヵ月頃になると上手に飲めるようになってくるので授乳間隔を3時間おきぐらいにして、少しずつ授乳リズムを作ることを意識しましょう。この頃から夜寝る時間が長くなってきます。

おしっこもうんちも頻繁

月齢が低いほど頻繁におしっこをします。新生児期はうんちの回数も多く、授乳のたびにうんちをすることも。

おっぱい・ミルクは「欲しがるだけあげる」が基本

母乳の場合、出産したばかりの頃はママのおっぱいの出がよくない、赤ちゃんもまだうまく飲めず、胃も小さいなどの理由からすぐにおなかがすきます。ミルクの場合もまだ1回にたくさんの量を飲むことができません。この時期は赤ちゃんが欲しがったら飲ませるようにします。

新生児期は沐浴を

新生児期は抵抗力が弱いので、細菌感染などのリスクから、大人と一緒のお風呂は避け、シャワー沐浴にするかベビーバスを使った沐浴をします。大人と一緒のお風呂は1ヵ月健診で医師の許可を得てからにしましょう。

お出かけは1ヵ月健診がすんでから

新生児期は抵抗力が特に弱く体温調節もうまくできないので、1ヵ月健診がすむまでは外出はできるだけ控えましょう。ママも出産で疲れているので、回復のためにもからだを休めることが大切です。1ヵ月頃から少しずつ外の空気に触れるようにし、2ヵ月頃からちょっとしたお散歩もはじめてみましょう。

こころ

泣くことがコミュニケーション

赤ちゃんは、空腹、暑い寒い、おむつがぬれたなどさまざまな不快感を泣いて伝えます。 不快→泣く→お世話→快という繰り返しで、周囲への基本的な信頼感が育っていきます。2ヵ月頃には、あやすと笑顔が見られるように。ご機嫌なときは「アー」「ウー」と声を出すこともあります。

保田典子
監修してくれた先生

保田典子

小児科 | 高円寺こどもクリニック院長
2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、東京衛生アドベンチスト病院勤務をへて現職。小児科専門医、医学博士、「こどもの心」相談医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。3児の母。

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