ハイハイ・たっちの頃 - 8~11ヵ月頃の赤ちゃん

体重増加がさらにゆるやかに

8~11ヵ月頃
体重 約8~10kg
身長 70~75cmくらい

からだ

おすわりが安定。ハイハイも始まります

背中や腰がますますしっかりして、おすわりが安定。
振り向いたりしても倒れなくなります。
やがて、おすわりから前のめりになったり、腹ばいから前に進んだりして、ハイハイが始まります。
最初は前へ進めずバックしたり、お腹をつけたずりばいだったりしますが、だんだん上手になってスピードアップ。ひざをつかない高ばいになる赤ちゃんもいます。
他にも、座った姿勢のまますすむとか、ハイハイのスタイルはさまざま。
中にはハイハイをしないでたっちする赤ちゃんもいますが、心配ありません。

つかまり立ち、つたい歩きもできるように

10ヵ月頃には、イスなどにつかまらせると立っていられる「つかまり立ち」ができるようになります。
さらに、つかまった姿勢から足を踏みだして、「つたい歩き」へ。
11ヵ月頃には、何かにつかまって自分で立ち上がることもできるようになります。
おすわり、ハイハイ、たっちと、目に見える成長がたくさんある時期です。

8~11ヵ月頃の赤ちゃんはこんな風

両手が上手に使えて、指先も器用に

おすわりが安定するので、両手を自由に使えるようになります。両手に持った積み木を打ち合わせたり、一方の手からもう一方の手へ持ち替えたり。
指先も器用になって、親指が上手に使えるようになります。9ヵ月頃には、小さい物をつまめるようになります。

生活

離乳食は3回に。手づかみ食べ・遊び食べも

豆腐くらいの固さから、9ヵ月頃にはバナナくらいの固さにステップアップ。朝昼晩の1日3回になります。
スプーンを持ちたがったり、食べ物に手を出す様子も見られるようになります。手づかみしやすいメニューを用意して。
食べ物をぐちゃぐちゃといじったりする「遊び食べ」も始まります。ママは大変ですが、これも成長の一過程。こぼしたり汚したりは大目に見て、自分で食べる意欲を育ててあげましょう。
食後の母乳やミルクは、離乳食の量が増えるに従って、だんだん飲む量が減っていきます。
コップ飲み・ストロー飲みの練習も始めます。

好奇心旺盛に動き回って、目が離せない時期

ハイハイやつたい歩きで移動できるようになり、好奇心旺盛にあちこちを探検。
引き出しを開けたり、机や棚の上のものに手を伸ばしたり、ティッシュを引っ張り出したり。思いも寄らないところまで手が届いたり、よじ登ったりするので、目が離せません。
転落やヤケド、ドアに手をはさむといった事故に注意を。何でも口に入れるので、誤飲にも注意が必要です。

目が離せない赤ちゃんの安全対策

乳歯が生え始めます

個人差はありますが、6~7ヵ月頃から下の前歯が生え始め、10ヵ月頃には上下2本ずつ前歯が生えそろいます。
生え始めの時期はよだれが増えたり、おもちゃをかむなど歯茎がむずがゆい様子が見られることも。
歯が生え始めたら、歯みがきの習慣づけを始めましょう。
まずは歯ブラシを口に入れるのに慣れること。痛かったり、無理にみがかれたりすると、歯みがきが嫌いになってしまいます。
赤ちゃんの口に合った歯ブラシで、リラックスできるムードでみがいてあげましょう。
持たせても安心な乳歯ブラシを、赤ちゃんに持たせてあげるのもいいですね。

こころ

人見知り真っ盛り、後追いも

人見知りが続き、いっそう強くなることもある時期。ハイハイができるようになると、後追いも始まります。ママの後をついて回り、少しでもママの姿が見えなくなると泣き出したり。
ママはトイレにも落ち着いて行けず大変ですが、人見知りも後追いもママへの愛着の表れ。抱っこして安心させてあげましょう。

「バイバイ」など、かわいらしい身振りも

10~11ヵ月頃には、「おててパチパチ(拍手)」や「バイバイ」「こんにちは」などの身振りをするようになります。自分の名前がわかって、名前を呼ばれると手を上げるなど、お得意のポーズをする子も。
ほめられるとうれしくて、得意げな笑顔。赤ちゃんとの楽しいひとときです。
音楽に合わせて体を揺すったりもします。一緒に遊ぶのがいっそう楽しくなります。

意思疎通が図れるように

興味を持ったものを指で指して示す、「指さし」が見られるようになります。
赤ちゃんが指すものを見て「ああ、ワンワンね」・・・こんなやりとりが、言葉の基礎になっていきます。
言葉の意味がわかってきて、「ママ、どこ?」と聞くとママの方を振り返ったり、「だめ!」と言われて手を引っ込めたりするようなことも。
相手の意図を察することができるようになってきたのです。

喃語(なんご)がさかんに

「あーあー」「うーうー」という母音だけの発声だったのが、「ダー」「ンマンマ」「パンパン」というように言葉の音声に近い「喃語(なんご)」に。
「マンマンマン」のように、連続する発声がさかんです。
喃語は赤ちゃんの発声練習。
赤ちゃんが声を出したら同じように返してあげて、一緒にコミュニケーションを楽しむことが大切です。

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